異常反応の影響③-4 知性・感情・思考
この記事は以下の過去記事の続きです。
異常反応の影響③-1 知性・感情・思考 - 宿木御法のWhite Magic Life!
異常反応の影響③-2 知性・感情・思考 - 宿木御法のWhite Magic Life!
異常反応の影響③-3 知性・感情・思考 - 宿木御法のWhite Magic Life!
異常反応42%だった方が小池先生のブログに寄せてくださったレポートの紹介と、それについての私の考察を書いています。
「異常反応」について知りたい方は、こちらの過去記事をご覧ください。
minori-yadorigi.hatenablog.com
気持ちの整理
前回引用させていただいた部分にこのような箇所がありました。
自分が何を感じていたのか過去にさかのぼって思い出したり、どんな思い込みをもっているのか、どんな考えや感情を繰り返し頭の中で再生しているのか、書き出したり、考察したりすることができるようになった。
一義流気功創設者 小池義孝公式ブログ(Amebaブログ)より引用
この部分の続きで、このように書かれています。
とくに、自己否定/自己批難を延々と繰り返していたことに気づいたことから、気持ちの整理がどんどん進んでいった。自分を痛めつけていたのが自分だったと分かってショックだったが、それをきっかけにいろいろなことを許しはじめ、感情の浮き沈み(怒ったり憎んだり悲しんだり喜んだり落ち着いたり)を何度も繰り返して、気づきと整理を繰り返した。感じ方や考え方が行きつ戻りつしながら変化していった。
一義流気功創設者 小池義孝公式ブログ(Amebaブログ)より引用
※私はこの方を直接知るわけではありません。イラストはイメージで書かせていただいています。
引用元の記事はこちらです。
【心の健康】異常反応42% → 23% → 0% の方から、詳細なレポートを頂きました。(続き) | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ
心の毒の処理過程
カウンセリングなどの過程でも、感情の書き出しなどによる洞察ということは行われているかと思います。ここでは、一度目に気功を受けた後(異常反応が23%になったとき※)にそれができるようになったと書かれています。
※この方は異常反応を二段階に分けて解体されています。大きな異常反応を一度に解体することには危険もあるため、複数回に分けて解体することがあります。
※この方は一度目の気功と二度目の気功の間を3カ月ほどあけて受けられたそうです。
当ブログでも過去記事に書いていますが、異常反応の解体後には健全な精神を取り戻すための心の毒の処理という過程があります。その処理過程の中心は、心の毒と向き合うことです。
minori-yadorigi.hatenablog.com
自分で自分にカウンセリング
この過程には自力で取り組んでいただくことも可能ですが、気功でもフォローできます。カウンセラーさんや、周りの(理解のある)人に助けてもらうという方法もあると思います。
レポートの方は自分で自分にカウンセリングをするような感じで取り組まれたようですね。
しかし異常反応が大きくなかった人でも、こういうことをするのはけっこう大変なことなのではないかと思います。自分の内面と向き合うことって、慣れていなければけっこうな重労働になりますよね。心の中の世界は目に見えませんが、見えないからといって見くびってはいけません。
しかもレポートにはさらっと書かれていますが、「繰り返し」という表現が何度か登場しています。重労働を繰り返したなんて、精神的に強い器を持った方なんだなあと思います。
気功でのフォローも可能です
しかし、どうしても苦しいとか困ったことがあれば、ぜひ相談していただきたいと思います。異常反応の解体後の過程を気功でフォローした事例もあります。それについては、また別の記事でご紹介したいと思います。