気功メニュー 異常反応の解体
一義流気功メニュー「異常反応の解体」についてご紹介します。
目次
異常反応とは
「潜在意識の不合理な恐怖心」です。心の毒※の生産工場のようなものです。本来あるべき人間性を歪め、さまざまな能力の発達を妨げます。そのほとんどが、０～２歳の間に作られます。
※心の毒についてはこちらの過去記事をご覧ください。
気功メニュー 心の毒を直視して消す - 宿木御法のWhite Magic Life!
異常反応の影響
- 心の回復力が落ちる
- 心の耐久性が落ちる
- トラウマが固着しやすい
- 体力・認識力などが落ちる
- 発達を妨げる
精神領域における異常反応の割合と傾向
以下は、小池義孝著『壱義流気功 技術と哲学』からの引用です。著者の小池先生に許可をいただいて掲載しています。
5％未満～10％程度
自分の心に大きな問題があるとは思っていない。小さな心の傷やトラウマの自覚があるものの、特に問題視する程ではない。
10％～20％程度
自分の心に問題があると、自覚している。この中で低い人は、心の傷やトラウマを自覚してはいるものの、それによって日常生活に支障が出るレベルではない。殆どの場面で自分を取り繕えるので、他人からは正常な人間だと思われている。この範囲の後半になると、次第に何らかの支障が出るようになり、他人からもおかしな部分を知られるようになる。
20％～30％程度
明らかに心に問題があり、明確に傷とトラウマを背負っている。通常の日常生活を送れない訳ではないが、不安定さによって度々、脅かされる。鬱病などのリスクも高くなり、強いストレスや疲労に、明らかに弱くなる。他人も、その不安定さに気づいている。
30％～40％程度
心の傷とトラウマによって、日常生活を送ること自体が困難になる。鬱病などの精神疾患は、人生のどこかで起こっていて当たり前。少しのストレスにも弱い。仕事をする、主婦（主夫）をする、などの社会的役割を担っているのが、精神的にはギリギリのライン。問題が強く出て、社会の枠組みから外れざるを得ない人も多い。当然、他人はその不安定さと危うさに気づいている。
異常反応解体のメリット
精神領域から異常反応がなくなると、心の毒の生産がストップすることに加え、正常な領域が増えるというメリットがあります。
（赤い部分が異常反応、青い部分が正常領域です。）
その影響は以下の通りです。
- 思考・判断力の向上
- 疲労の軽減
- 認知能力の向上
など。その人が本来持っているはずの能力が発揮できるようになります。
異常反応の割合が高い方へ
異常反応が高めの方は、一度に解体すると突然感受性が上がることがあります。するとそこにある大量の心の毒に圧倒されてしまう可能性があるため、危険です。その場合は異常反応を何回かに分けて解体します。
異常反応の割合は潜在意識チェックテスト※によって調べます。
※潜在意識チェックテストについてはこちらの過去記事をご覧ください。
一義流気功について - 宿木御法のWhite Magic Life!
参考文献
小池先生の本はこちらです。
