はじめての異常反応の解体

こんにちは宿木御法です。今日から一義流気功メニュー「異常反応の解体」についてしばらく連載したいと思います。

 

(この記事は気功を体験した人の許可を得て掲載しています)

 2年前の秋、10年以上ぶりに私は同級生と再会しました。話をするうち、彼女がとても困っていることが分かりました。

 

体の調子も悪く、精神的にも不安定。

不安でパニックになることもあり、仕事にも行けない状態。

夜中にはLINEが何度もくることも。

 

そういうやりとりの中で、彼女は私に「助けて」と言いました。

f:id:minori_yadorigi:20200210165002j:plain

私が役に立てることと言えば、一義流気功しかありません。そして考えられることはただ一つ。

彼女は異常反応が大きい。

しかし、その頃まだ私は家族以外の人に気功をしてあげる準備がなく、かなり迷いました。

一義流気功メニュー「異常反応の解体」は強力に効果を出しますが、その反動の好転反応も覚悟しなければなりません。もし異常反応が大きい人が自分のクライアントになったら、フォロー体制も工夫していかなければならないと思っていたところでした。

確かめてみたら、なんと彼女の異常反応は28%ありました。

 f:id:minori_yadorigi:20200210165139j:plain

 (異常反応の解体、はじめてなのに、でかすぎる数字…!)

 

小池先生に相談してみたら、「ぜひ気功をやってあげてください」と言われました。

f:id:minori_yadorigi:20200211110344j:plain

私が初めて気功を受けた日と同じように、迷わずにそう言ってくれました。

そこで、私は覚悟を決めました。そして彼女にこう伝えました。

 「初めてだから分からないことが多いけど、私の気功を受けてくれる?好転反応で困ったことになったら、必ずフォローするから」

 彼女は私にとって初めての「異常反応の解体」のクライアントになってくれました。

 

その再会から現在1年以上が経過しています。異常反応の解体後に何度か気功でフォローをしました。フォローが必要になる間隔がしだいに長くなり、現在は必要がなくなりました。彼女はいま仕事にも復帰しています。

彼女の依頼を受けた頃は「同級生で、友だちなのに、今後どういう関係になっちゃうのかな」と心配していました。「もしかしたら、もう友だちではいられなくなってしまうのかな…」と悩んだりもしました。

彼女の場合は不具合の度合いがとても大きかったため、気功を受けてからフォローが必要な期間は「友だち」ということを忘れて真剣に向き合いました。

もしこれが、気功ではなく(たとえば)カウンセリングであれば、「多重関係」ということになり、タブーとなります。


でも、現在は学生時代と同じような友だち関係に戻っています。むしろ「気功見習い」の私の良き相談相手になってくれました。 やはりカウンセリングと精神気功とは別のものでした。結果は似ているかもしれませんが、セラピーの過程や方法が違うからだと思います。

f:id:minori_yadorigi:20200210165355j:plain

「異常反応の解体」メニューの詳細については、次回以降に掲載していきます。

ご注意①

「カウンセリングより気功のほうが上だ」と言っているわけではありません。(カウンセリングにはできて、気功にはできないことだってあります。)「優劣」ではなく、単に「違い」を言っているだけですので、その点ご理解くださいね。

ご注意②

彼女の場合、病院にもかかったし、社会福祉的な支援も受けています。「気功だけで良くなった」ということではありませんので、その点もご注意お願いしますね。