自閉症と異常反応⑩ 感情について その1

この記事は以下の過去記事に関する考察です。

 

minori-yadorigi.hatenablog.com

 

このカテゴリーでは異常反応と自閉症との関連を考えています。

自閉症と異常反応 カテゴリーの記事一覧 - 宿木御法のWhite Magic Life!

 

今回は感情についての考察を書きます。

 

異常反応レポートから

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感情は、常に嫉妬や羨望、恨み、憎しみ、悲しみに覆われている。仕事をしているときは感情の支配から抜け出せたが、仕事をする状況にするには多大なエネルギーをつかった。仕事をし始めると逆に仕事について考えることを止めることが難しかった。楽しい、嬉しいという感覚がよく理解できなかった。 

 一義流気功創設者 小池義孝公式ブログ(Amebaブログ)より引用

 

嫉妬・羨望・恨み・憎しみ・悲しみといった感情が心を支配するような感じだったそうですが、これらの感情がすべて異常反応からもたらされるのかどうか、私にははっきりしたことは分かりません。

 

悲しみ

悲しみについては、異常反応が大きかったことから来るかもしれません。これについては、次の記事に書きます。

 

恨み・憎しみ

恨み憎しみは、もしかしたら異常反応よりも固着した悪意※と関連が深いかもしれません。

小池先生のブログには、この方の悪意の個数は14だったと書いてあります。 

【心の健康】異常反応42% → 23% → 0% の方から、詳細なレポートを頂きました。 | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ

 ※固着した悪意については、私のブログではまだ紹介していませんので、そちらはまた異常反応についての連載に区切りがついた後に改めて書きますね。

 

嫉妬・羨望

嫉妬羨望については、どういうところから生まれたのか、考えたけど分かりませんでした。私がこの方を直接知るわけではないし、レポートから読み取れる情報は限られているので、これ以上は推測できません。

 

感情の「支配」

もう一つ、ここで気になるのは感情の支配という表現です。心の中で強い感情が起こるということを意味すると思いますが、「支配」という言葉はかなり強い表現だと思います。

読者のみなさまは、感情に支配されるような感じを経験したことがありますか?もしかしたら誰でも一度くらい経験したことはあるかもしれませんね。しかしそれがしょっちゅうということになると、その人は異常反応が大きいのではないかとまず疑います。そしてそれは、自閉症とも関連があると私は考えます。

 

長くなったので、続きは別の記事に書きます。