異常反応の影響④ 発達
一義流気功創設者の小池先生は幼いころから感受性が高く、人の精神について自然と深く洞察されていました。異常反応の解体気功を開発され、まずはご自身の30%もの異常反応を解体されました。
小池先生のブログ記事の中から、とくに発達と異常反応との関係について書かれた部分を紹介します。
当記事は小池先生のブログ記事をもとに私が編集させていただいたものです。編集について小池先生には許可をいただいています。
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方向音痴だった
小池先生は極度の方向音痴でした。店に入って出ると、かなりの確率で逆の方向に歩き始める始末。あまりの姿に、「漫画のキャラクターみたい」と言われたこともあるそうです。
しかし異常反応の解体から数年後にふと気づいたそうです。
「最近、店から出て逆の方向に進んだりしていないし、知っている場所に行く時にちゃんと目的地に着ける!」
これは、異常反応によって発達が阻害されていた能力が、異常反応の解体後にまた成長を始め、数年かけて発達を遂げてきた結果だと考えられます。
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絵が苦手だった
小池先生が10代の頃に絵の練習をした時期があったそうです。しかし、イメージしたとおりに線が引けず、ズレてしまって形がとれません。絵の才能には乏しいと思い、早々に練習をあきらめてしまいました。
異常反応の解体から数年が経った頃、久しぶりに絵を描いてみました。娘さんの顔を鉛筆で描いてみたところ、明らかに10代の頃よりも上達していたそうです。意図した場所にイメージした通りに線が引けるようになっていました。
絵の練習には30年以上ブランクがあったのですが、できなかったはずのものがいつの間にかできるようになっていました。
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複数のことを同時に意識しておくのが苦手だった
かつて小池先生は複数のことを同時に意識しておくのが苦手でした。一つのことを気にすると、もう他にエネルギーを分配できないのです。それはもう、今で言えば「発達障害」とみなされても不思議ではないレベルでした。以下のエピソードは、それを象徴するものだそうです。
今このエピソードについて振り返ってみると、「信じがたい」と感じるそうです。異常反応がゼロになった今、「成長をやり直している」という感覚があり、数年かけてじわりじわりと変わり続けています。
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