異常反応の影響⑤-1 精神

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一義流気功創設者の小池先生は幼いころから感受性が高く、人の精神について自然と深く洞察されていました。異常反応の解体気功を開発され、まずはご自身の30%もの異常反応を解体されました。

小池先生のブログ記事の中から、とくに発達と異常反応との関係について書かれた部分を紹介します。

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当記事は小池先生のブログ記事をもとに私が編集させていただいたものです。編集について小池先生には許可をいただいています。

 

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死に誘惑されていた

小池先生は「死にたい」と思ったことは一度もないのに、子どものころから死に誘惑されていました。誰かが亡くなったニュースを見ると心が勝手に「いいなぁ」と反応したり、ホームに電車が入って来れば飛び込みたい衝動に駆られたり。このような反応が起きるたび、ただ不思議に思っていました。

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異常反応を解体したあとは死への誘惑はなくなり、癖づいた反応も次第に薄らいでいきました。

このように異常反応は、理性と分離して心の中で勝手に狂った精神活動を引き起こすことがあります。理性でのコントロールが及ばないという点で「狂気」と呼ぶべきものかもしれません。

元の記事はこちらです。

ameblo.jp

 

心の底から楽しさを感じたことがなかった

異常反応が30%あった頃は、今にして思えば「生き地獄」だったそうです。どんなに楽しいと思える状況でも、心の底が殺伐としていました。楽しさを感じないわけではないのですが、殺伐として荒涼とした土台の上に、うわべだけの楽しさがあるような感じだったそうです。「心の底から楽しい」と思える瞬間はありませんでした。

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リラックスについても同じで、心の底の緊張のうえに表面上だけでリラックスすることしか知らなかったそうです。しかし当時はそれが「リラックス」なのだと思っていました。

異常反応をご自身で解体されたあと、心の底にあった殺伐とした虚しさが消え去り、温かい平安で満たされる感覚を体験されたそうです。生まれて初めて、「楽しい」「リラックスできる」という感覚を本当の意味で知ったそうです。

元の記事はこちらです。

 

「異常反応」は一義流気功の知識体系に属する概念です。詳しくは以下のいずれかの過去記事をご覧ください。 

minori-yadorigi.hatenablog.com

 

minori-yadorigi.hatenablog.com