思いやりの心って、どんなもの?(一義流気功 for children)

こんにちは、宿木御法です。

一義流気功についての説明を、小学校高学年以上の方が理解できるようにかんたんな言葉で書きました。

この記事は以下の過去記事の続きです。

愛05って、何?(一義流気功 for children) - 宿木御法のWhite Magic Life!

自分に自信がなかったら(一義流気功 for children) - 宿木御法のWhite Magic Life!

 

今日のテーマは「思いやりの心って、どんなもの?」です。

大人の方もぜひご覧くださいませ。

 

 

愛05とは

「愛05」は0歳から5歳までの間にほかの人からもらった「愛」の気の量のことです。

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「愛」の気は「一体感」と「尊重」という二つの要素からできています。

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愛05の量は、自分と他人の区別があいまいな5歳までを過ぎてしまうともう自然に増えることはありません。

 

愛05の量が多いか少ないかで、

その人の「自己肯定感」に違いがでてきます。

「自己肯定感(じここうていかん)」とは、

自分で自分を大切な存在だと思える感覚のことです。

愛05の量が少ないと、自己肯定感が低くなります。

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他人を大切な存在と思うこと

自分で自分を大切な存在だと思えると、

自然と他人も大切な存在だと思うことができます。

 

自分で自分を大切な存在だと思えないと、

やはり他人も大切な存在であると(自然には)思えません。

 

「勉強ができるから」とか「スポーツが得意だから」など、条件をつけて「自分が大切な存在である」と考えている人は、

やはり他人のことも条件をつけないと「大切な存在」には思えません。

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つまり、愛05の量が少ないと、他人のことも「大切な存在である」と思うことが難しくなるのです。

 

他人が大切な存在に思えないと

「他人が(無条件に)大切な存在である」と思っていない人の振る舞いは、どのように見えるのでしょうか?

他人への関心がうすいように見える

その人は周りから見ると、他人への関心がうすいように見えます。

たとえば、人から「仲よくしよう」と言われても、「どうして?」と思ってしまったりします。

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みんなで協力したり、チームで何かをして成功しても、それほど喜びを感じていないこともあります。

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その人に子どもが生まれても、自分が子どものことを大好きになれないように感じていたりします。

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思いやりのない人のようにみえる

また、その人は周りから見ると、思いやりのない人に見えてしまうこともあります。

自分では言葉に気を付けているのに、その人が言った言葉が人を傷つけてしまうこともあります。

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一見思いやりがあるように振る舞っていても、他の人から見て思いやりのある態度には見えないということもあります。

 

思いやりの心とは

このようなことの原因は、その人の自己肯定感が低いことです。

自己肯定感が低いと、自分で自分を「大切な存在である」と思うことが自然にはできません。

 すると、他人のことも「大切な存在である」と自然に思うことも難しくなるからです。

 

誰にでも、思いやりの心はあります。

現代の社会では、道徳心を持つことが良いことだとされているからです。

だから誰でも、思いやりの心をもって振る舞おうと意識するはずです。

そのときに自己肯定感がともなっているのといないのとでは、実は少し違いがでてきます。

 

気功を受けると

「愛05」気功を受けると、自分で自分を大切な存在であると自然に思うことができるようになります。

すると、他人のことも「大切な存在である」と自然に思えるようになってきます。

そのような自然な思いを持った人がする行動は、単に頭で考えたり人のまねをしただけのものではなく、心からの思いやりのある行動になります。

もちろん、気功を受けてすぐに魔法のように性格が変わってしまうわけではありません。

その人なりに多くのことを経験していく中で、しだいに「これが心からの思いやりなんだな」と自分で納得がいくようになっていきます。

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