冷えとり健康法のすすめ② 取り組み方

好転反応(毒出し)のサポートのため、一義流気功では「冷えとり健康法」をおすすめしています。

 

この記事は以下の過去記事の続きです。 

minori-yadorigi.hatenablog.com

 

もくじ 

 

冷えとり健康法の基本的な考え方

「毒」がスムーズに出る体にするには、何が必要なのでしょうか?

それは、以下の三つです。

  1. 頭寒足熱
  2. 腹八分目の食事
  3. 心穏やかに過ごす

とくに1の「頭寒足熱」が重要です。下半身が冷えていると、体全体のめぐりが悪くなるためです。

1を実践することによって、2、3ができるようになっていきます。

 

「頭寒足熱」になるには

冷えとり健康法はとても奥が深く、「腹八分目の食事」「心穏やかに過ごす」まで含めて書くと、とっても長くなってしまいます。

そこで当ブログでは、最も重要な「頭寒足熱」を実践する方法について書きます。

かんたんに言えばそれは、常に頭寒足熱になるよう、生活に3つの習慣を取り入れることです。

 

習慣その1 「1日20分以上の半身浴」

下半身をあたためるため、お湯はみぞおち辺りまでが最適です。

お湯の温度は体温より少し高い程度で。

調子が悪いときは、もっと長く入ってもOKです。

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習慣その2 くつ下の重ね履き

入浴時間以外には、くつ下の重ね履きをします。

そうすると、常に半身浴を行っている状態=頭寒足熱の状態で生活を送ることができます。

足は毒の出口になりやすい場所でもあります。

 

靴下は絹と綿を交互に重ねて履くのが基本です。

1・2枚目は5本指のものを履きます。そうすると、靴下が指の股の間に出る毒を吸収してくれます。また、指の間が開くことで脳へ刺激を与える効果もあります。

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絹糸には保温・保湿効果や、排毒を促す性質があります。これは、まゆの中の蚕の幼虫を守るためのはたらきです。そのため、一枚目に絹のくつ下を持ってくるのがおすすめです。

偶数枚目はウールなど、ほかの天然繊維のくつ下でもOKです。

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習慣その3 寝るときに湯たんぽ

寝ているときはとくに毒がよく出ます。足元はくつ下で温かくし、布団は下半身のほうへたくさんかけましょう。そして足元のほうに湯たんぽがあると最適です。

 

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参考資料

私は冷えとりの指導者ではありません。これ以上の詳しいことは、以下のサイトで知っていただけると幸いです。

www.hietorihotaru.com

 

また、当記事の参考にさせていただいた本はこちらです。 

きょうからはじめる 冷えとりレッスン 入門ノ書

きょうからはじめる 冷えとりレッスン 入門ノ書

  • 作者:進藤幸恵
  • 発売日: 2012/05/21
  • メディア: 単行本