「ホワイトマジック」が好きな理由

『ホワイトマジック』はアリス・ベイリーという人の著作です。

 

f:id:minori_yadorigi:20200123121631j:plain←アリス・ベイリー

 

この本のどこが好きなのかといいますと…

 人間関係で悩むとき、相手も自分も大事にしたい私には「こんな風に振る舞いたい」という自分なりの考えがあります。それを人に話しても「それは難しいのでは」とか「そんな風にできるわけがない」とか言われることがあります。

 そのことを悲しいなと思っていたのですが、『ホワイトマジック』を読んでみたら「そんな風に生きてみたら良い」ということが書いてある気がしました。この本は私の願いを分かってくれて、勇気をくれる本だと思いました。だからこの本が好きです。

 

それがどういう生き方かというと、簡単に説明することは難しいです。

この本自体が「秘教」に関する本なので、そう簡単には読めません。

(私は秘教関連の本をある人の助けを借りて少しずつ勉強しています)

 

しかしせっかく紹介したので、しいて選んだ私が好きな箇所を引用してみます。

 

あなたの道具を整えるよう努めなさい。静かに働くことを学びなさい。あなたの義務を遂行し、あなたがすべき仕事をしなさい。言葉を差し控える力を発達させ、非利己的な生活を送ろうという動機がもたらす穏やかな平静を培いなさい。そして、見守るハイラーキーから忠実であると認められたときにハートの中に湧き起こる利己的な満足を忘れなさい。

『ホワイトマジック(上)』規定4より引用

 

荒野と深い森を通り、悲しみと落胆の深い水に潜り、犠牲の谷間を通り、ヴィジョンの山を越えて、解放の門へと続く剃刀の刃のような切り立った道を辿るという仕事を自らに課した者を長く引き止めることは、どのようなグラマーやイリュージョンにもできない。 

『ホワイトマジック(上)』規定7より引用